ピアノ、ヴァイオリンとチェロのためのトリオ第7番「大公」-ベートーヴェン-音楽感想文 |
2009-11-15 |
名前の通り、威風堂々たるトリオ。第1楽章はソナタ形式。しっかりした足取りの第1主題と拍をずらした効果ではずみがついている第2主題の組み合わせが見事だ。
昔、DENON (デンオン)の 1000 円LPを持っていた。デジタル録音の音のあざやかさを宣伝するための盤で、クラシックの有名曲が冒頭だけ十数曲集められている版だった。 そのなかに、大公の第1楽章冒頭があり、そこまでは何度も聴いていた。裏返して言えば、その後の大半は聴いていない、ということだ。いつかきちんと聴こう。
知り合いの若いピアニストはこの曲と第5番「幽霊」を演奏したいといっていた。弾けるんだ。うらやましい。