フーガ ト短調 BWV578 - 音楽感想文 |
2009-11-15 |
一般に「小フーガ ト短調」として知られている。これは、「幻想曲とフーガ ト短調BWV 542」との混同を避けるため、といわれている。 現在では BWV 番号が知られているので、この番号をつけておく限り混同は起きないだろう。
フーガのお手本のようなオルガン曲であり、非常に有名である。
小学校六年生のとき、音楽部というところに入っていた。男性は私一人だった。 その音楽部で、アコーディオンの重奏をした。私はソプラノ声部を担当したから、冒頭からフーガの主題を弾いたのだった。 女性ばかりのなかで、男性として弾くのは非常に恥ずかしかった。どこかの演奏会で発表したはずなのだが、その記憶はまったくない。
アコーディオンのあとだったと思うが、全音ピアノピースを手に入れた。小林秀雄の編曲だったと思う。 ピアノで一人で弾けるのはありがたかったが、一部分どうしても声部が抜けてしまうのが残念だった。 この曲を練習しているときだけは、本格的なオルガンを弾きたいと思った。