弦楽のための三楽章(トリプティーク)-芥川也寸志 - 音楽感想文

2009-11-15

解説

弦楽合奏曲の新しい古典。急-緩-急の文字通り三楽章からなる。

感想

タイプ:奏 楽器:チェロ 作成:1990-04-01

20世紀後半の作品であるが、聞きやすい。もちろん、バロックとは異なる難しさがある。  第1楽章は、4拍子の中に出てくる3拍子がとりずらい。第2楽章は実によくできた楽章だ。この2楽章を聞くと原風景に帰る気がする。  第3楽章は変拍子が楽しいが、慣れるまでは大変だ。いや、慣れるというよりお囃子を勉強して頭で理解するのが早道のような気がする。


弦楽のための三楽章(トリプティーク)-芥川也寸志音楽感想文
MARUYAMA Satosi